[その他]
CIDRを用いるとIPアドレスの範囲指定を簡潔に書くことができます。
例えばIPアドレスが216.98.224.0〜216.98.239.255までの範囲では 216.98.224.0/20と
書くことができます。iptablesなどでフィルタリングをかける際にはこのCIDR表記を用いるので
知っておく必要があります。
CIDRへの書き換えは以下のように行います。
1. まずこの範囲内にあるアドレス数を計算します-> 16*256 = 4096 個
216.98.224.0 〜 216.98.224.255 256個
216.98.225.0 〜 216.98.225.255 256個
216.98.226.0 〜 216.98.226.255 256個
.
.
216.98.239.0 〜 216.98.239.255 256個
2. 2のn乗が4096になる値を求める -> 12 乗
3. 2で出た答えを32から引く -> 32 - 12 = 20
ということで216.98.224.0/20 がCIDR表記となります。
ちなみにこのCIDR表記をサブネット表記に直すには
最初の20bit分がネットワークアドレス部になることから、8bitづつの2進数としてならべ
11111111 11111111 11110000 00000000 (2進数)
これを10進数へしたものがサブネットマスクとなります。
※2進数から10進数への計算はウィンドウズに付属の[電卓]を使用すれば簡単にできます。
10進数に変換すると -> 255.255.240.0
まとめますと、以下のみっつは全部同じ意味です。
IP範囲 216.98.224.0 〜 63.63.255.255
CIDR 216.98.224.0/20
IP/サブネット 216.98.224.0/255.255.240.0
参考までにもうひとつ例をあげてみます。
IP範囲: 63.0.0.0 〜 63.63.255.255
アドレス数 -> 4194304
2のn乗 -> 22
32-10 = 10
答え: 63.0.0.0/10
最初の10bit分がネットワークアドレス部になるので、10進数に直すと
11111111 11000000 00000000 00000000 (2進数)
255.192.0.0
IP範囲 63.0.0.0 〜 63.63.255.255
CIDR 63.0.0.0/10
IP/サブネット 63.0.0.0/255.192.0.0
