[Linux]
ユーザやグループが使用できるディスク容量を制限するにはquotaを使用します。quotaはユーザもしくはグループに対してかけることができます。以下quotaの設定方法。
/etc/fstabを編集。quotaをかけるパーティションにusrquota及びgrpquotaを記述します。
LABEL=/var /var ext3 defaults,usrquota,grpquota 1 2
ファイルシステムを再マウントします
$ mount -o remount /var
設定が正しくされたかどうかはmountコマンドで確認することができます。
usrquotaもしくはgrpquotaが表示されていればOKです
$ mount
/dev/sda2 on / type ext3 (rw)
none on /proc type proc (rw)
usbdevfs on /proc/bus/usb type usbdevfs (rw)
/dev/sda1 on /boot type ext3 (rw)
none on /dev/pts type devpts (rw,gid=5,mode=620)
none on /dev/shm type tmpfs (rw)
/dev/sda5 on /var type ext3 (rw,usrquota,grpquota)
192.168.100.1:/backup/economy_nas on /backup type nfs (ro,hard,intr,addr=192.168.100.1)
quotaをかけるパーティーションのトップに移動し、aquota.userとaquota.groupを作成。(RedHatのバージョンによってはquota.userとquota.groupになります)
$ cd /var
$ touch aquota.user
$ chmod 600 aquota.user
$ touch aquota.group
$ chmod 600 aquota.group
quotacheckをかけます。警告がでますが無視してください。
$ quotacheck -mugv /var
quotacheck: WARNING - Quotafile /var/aquota.user was probably truncated. Can't save quota settings...
quotacheck: WARNING - Quotafile /var/aquota.group was probably truncated. Can't save quota settings...
quotacheck: Scanning /dev/sda5 [/var] done
quotacheck: Checked 10681 directories and 172346 files
quotacheck後、aquota.userとaquota.groupの容量が0でなくなっているのに気づくと思います。
$ ls -lah aquota.group
-rw------- 1 root root 22k 2月 17 11:08 aquota.group
$ ls -lah aquota.user
-rw------- 1 root root 55k 2月 17 11:08 aquota.user
quotaを有効にします。(quotaを無効にするにはquotaoffコマンドを使用します。)
$ quotaon -auvg
/dev/sda5 [/var]: group quotas turned on
/dev/sda5 [/var]: user quotas turned on
各ユーザ及びグループごとにedquotaコマンドでquotaを設定します。quotaにはソフトリミットとハードリミットの二つが存在します。quotaがソフトリミットに達しますとユーザに警告がでますが、猶予期間の間ははハードリミットに達するまでは引き続き書き込みが行えます。ただしハードリミット以上に書き込むことはできません。猶予期間を超えてもソフトリミットをオーバしていますと、ソフトリミットはハードリミットに変わり、オーバした容量はファイルを開いたりするたびに削除されていきます。以下の例ではソフトリミットを100MB、ハードリミットを200MBに設定しています。
$ edquota testuser
Disk quotas for user testuser (uid 500):
Filesystem blocks soft hard inodes soft hard
/dev/sda5 0 102400 204800 1 0 0
quotaの確認をするにはrepquotaコマンドを使用します。
$ repquota -auvg
info%example.com -- 7216 0 0 519 0 0
info%example.jp -- 56 0 0 13 0 0
※root以外のユーザはquotaコマンドで自分のディスク使用状態を確認できます。
$quota
Disk quotas for user root (uid 0): none
ユーザのgrace period(猶予期間)を編集したい場合は -t オプションをつけます。
$ edquota -t
Grace period before enforcing soft limits for users:
Time units may be: days, hours, minutes, or seconds
Filesystem Block grace period Inode grace period
/dev/sda5 7days 7days
以上でquotaの設定はおわりですが、quotacheckコマンドを定期的に行うようcronに追加しておきましょう。quotacheckコマンドはディスクの利用状況をスキャンし、quota.userをを更新するために使用されます。RedHatですとシステムの起動時に、/etc/rc.d/rc.sysinitで自動的に実行されますが、24時間稼動しているシステムではcronに記述しておく必要があります。
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